Q.深刻なガンを患う知人に、私ができることは?

Q.身近な人がガンになりました。病院からは余命の宣告も受け、治療も困難なものです。私はそれを知り、死へのフォーカスが頭を離れません。心もボロボロです。まだあの人は生きているのに。何もできないとはわかっていますが、何もしないでただ見ていることはできません。いまわたしには何ができますか?

A.

あなたができる一番大きなことは、あなたがもう気が付いています。

それは、「死のフォーカス」を「生のフォーカス」に変えることです。

あなたの意識の中に「死は悪いこと」であり、そして「不幸なこと」である、そういった認識があります。

そしてあなた自身の立場から見て、その人の死は、その人との関係性を大きく断ち切ってしまうものに感じています。

もちろん、そう思うのも無理はありません。

だからこそあなたは、その死を避けるために、そのために何ができるかを考えたり、何もできないことを悔やんで悲しんだり、そういう風に感じてしまいます。

ですが、あなたが知っているとおり、その人はいま生きています。

あなたがいかに「死」にフォーカスを当てようが、その人はいま「生」の中にいます。

あなた自身がその人の生にフォーカスを当てる、いまこの瞬間、あなたがその人にしたいことをしてあげてください。

あなたはその人に与えたい愛があります。

伝えたい思いがあります。

それをいま、この瞬間おこなってください。

それこそが、まさに「いま」にしかできないことです。

あなた自身がそのガンを見、それを恐れ、それと戦っているとき、あなたはガンという病気にフォーカスを合わせています。

また、その先に来るであろう、死にフォーカスを当てています。

そうではないのです。

あなたがいまフォーカスを合わせるべきは、その人なのです。

その人はいまここにいます。

そしてあなたと繋がることができるのです。

この瞬間を最大限に使ってください。

すべての病気が、「いまにいないこと」から起こっています。

あなたが過去にいたり、未来の不安の中にいたり、そういった人生を長く歩んでいると、身体がその思考や感情から変調を作り出していきます。

あなたとその人は、いまに戻り、いまを最大限味わう必要があります。

それを行ってください。